ボヘミアンラプソディはクイーンの実話?原題との違いを紹介!
ボヘミアンラプソディはクイーンの実話を忠実に再現しているの?原題と違っている部分はあるの?
そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、ボヘミアンラプソディはクイーン実話を忠実に再現しているのか、また、原題との違いについてご紹介します♪
Contents
ボヘミアンラプソディがクイーンの実話と違う点
映画ボヘミアンラプソディがクイーンの実話と違う点についてご紹介していきたいと思います。
基本的には忠実に再現されているボヘミアンラプソディですが・・・。
映画の構成上より良くするためにところどころフィクションも入れているようです。
それでは、どのようなことがフィクションなのでしょうか。
事実とは違う部分をざっくりとですがまとめてみましたので、是非ご覧ください。
フレディがスマイルメンバーになるきっかけ
元々クイーンの前身であるスマイルのメンバーは!
ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーに加え、当時ボーカル兼ベースを担当していたティム・スタフェルの3人でしたね。
映画内では、フレディがスマイルのライブを観て魅了され、楽屋裏でスマイルを探していました。
その時、ティム・スタフェルがスマイルメンバーから脱退したことを知ったフレディ。
そして、自分の特技をを売り込み、スマイルメンバーの一員となったというような流れになっています。
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しかし実際の話では、フレディはもっと前からスマイルファンだったそうです。
そして、ティム・スタフェルとフレディは昔からの友達だったと言われています。
1969年6月、バルサラ(フレディ)をスマイルメンバーに紹介。
このことがきっかけでスマイルファンとなったようです。
1970年になると、ティム・スタフェルが「ハンピー・ボング」というバンド加入のため、スマイルを脱退したことにより、解散の危機に陥っていました。
そこにバルサラ(後のフレディ)がブライアンとロジャーを説得し、自らリードボーカルとして加入。
このことがきっかけで、本名のファルーク・バルサラという名をフレディ・マーキュリーに改名。
クイーンというバンド名に変わり新たな一歩をスタートさせることになるのです。
ジョンディーコンのメンバー入り時期
ボヘミアンラプソディの映画内では、1970年にクイーンとして最初のライブを行った時!
すでにクイーンの一員としてベースを弾いていました。
しかし実際には、1971年2月からクイーンに加わり演奏していたのです。
ベース担当は何人も変わってきていました。
その理由の一つが自己主張の強さ。
このことが原因で対立をよび、ベーシストとしての脱退者数だけで6人にものぼったのだとか。
ジョン・ディーコンが採用された理由としては、今までのベーシストとは違い、温厚で優しい性格だったから。
そうしてクイーンのメンバー入りを決めたジョン・ディーコン。
その後、ベーシストの変更は一切なかったといいます。
メアリーに最初に声をかけたのはブライアン
作品内では、フレディとメアリーが最初に出会った場所は、スマイルのライブ会場。
そこでたまたますれ違い、一目惚れしたフレディ。
その後仲良くなり、恋人から妻へとなっていくのですが・・・。
事実は少し異なっていたようです。
勿論!
メアリーがフレディの恋人であり、妻となったのは事実。
事実と異なっているというのは、最初のメアリーとフレディが出会うきっかけのシーンでした。
実際にはブティックで仕事をしていたメアリーにはじめに話しかけたのはブライアン。
フレディはその時メアリーに好意を持っていましたが、笑顔で挨拶することしかできなかったのだとか。
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また、ボヘミアンラプソディではスマイル加入の前。
まだファルーク・バルサラとして生活を送っていた時に出会っています。
しかし実話では、フレディとメアリーが最初にあった時期について。
フレディがクイーンのボーカルになった後だったといわれています。
そして、フレディとメアリーがデートをするまでには半年もの時間がかかったのだとか。
こうして価値観があった二人は、6年という期間同棲生活を送っていたそうです。
フレディの恋人ジムハットンについて
ボヘミアンラプソディでのジムハットンの職業は、フレディの使用人という設定でした。
しかしジムハットンの実際の職業は、イギリス・ロンドンにある高級ホテルである、「サヴォイホテル」の美容師でした。
そしてフレディとジムの初めて出会った場所は、同性のことが好きな人達が集まるクラブ。
そこでフレディはジムに話しかけ、お酒をご馳走したいと話していたそうです。
しかし、その時ジムは他の相手がいたので一緒になることはありませんでした。
その時フレディはすでに有名になっており、なぜ断るのかと驚きを隠せなかったそうですが・・・。
ジムはフレディがクイーンのボーカルだと知らず、そもそも興味がなかったようなのです。
後日ヘブンという最初出会った場所とは別のクラブで再開を果たしたフレディとジム。
この出会いによって気が合った二人は、恋人関係となってゆくのでした。
ヘブンで偶然の再開を果たしたように見える二人でしたが、実際はフレディがジムの行く先をチェックしていたのだとか。
フレディは元恋人であり、専属コックのジョーファネリにチェックをお願いしていたという話もあります。
レコード会社幹部のレイフォスターは実際はいない
本映画の題名にもなっているクイーンの代表的な楽曲「ボヘミアンラプソディ」を発表する際にもめた相手。
それが、レコード会社EMIの重役であるレイフォスター。
ボヘミアンラプソディは6分もの長い楽曲のためラジオで流すことはできないという点でクイーンと言い合いになっていましたね。
実際にはこのレイ・フォスターは実在しない人物のようです。
しかしながら、モデルになった人物がいました。
それがレコード会社EMIのロイ・フェザーストーンです。
映画では、曲が長すぎてラジオでは流せないと断固として反対していましたね。
実際にロイが楽曲の時間が長すぎると思ったのは事実のようなのですが・・・。
ロイ自身はクイーンの大ファンだったようです。
反対はしたかもしれませんが、映画のように激しい感じではなかったのではないかと推測しています。
クイーンは1度も解散していない
ボヘミアンラプソディ内でのシーンにおいて。
1985年開催のライブエイド前のできごとでした。
フレディがほかのメンバーに内緒で400万ドルのソロ活動の契約にサインをしました。
そして、クイーンからしばらく離れたいという意思を示し、この考えに怒った他のメンバー達。
一度クイーンが解散したかのような描写がされていましたね。
実際には、クイーンが解散したという事実はありません。
しかしながら、何度も解散の危機はあったそうです。
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特に1982年終盤あたりから1983年夏頃までの1年半。
この時期はクイーンが活動休止をしていました。
それまでは約10年間もツアーとアルバム制作の日々だったそうです。
活動休止の理由としては・・・。
この時期クイーンの人気は落ち着いてきていたことにありました。
そして同じサイクルの繰り返しに飽きたことや、クイーンメンバー内での意見の食い違いが生じていたためです。
今までずっと走り続けていたクイーンが、一度休みを欲した時期のようですね。
ライブエイドの前に日本公演を行っていた
ボヘミアンラプソディの映画の内容では、1985年に開催のライブエイドの前。
クイーン宛に出演オファーが届いた時にはフレディはメンバーから孤立しているという内容でした。
しかし実際には、イギリスで1984年2月27日にリリースされたアルバム「ザ・ワークス」のライブツアーが行われていました。
そして、ライブエイドの2カ月前にラスト公演が終わったばかりだったのです。
それが日本でした!
ザ・ワークスツアーの最後は1985年5月15日の大阪城ホールで行われていたのです。
物語の内容としては!
一度沈んだところからのクライマックスは最高の感動を与える展開といっていいと思われます。
しかし実際には、深刻な感じでライブエイドに望んだわけではなかったんですね。
クイーンは一度ライブエイド出演を拒否していた
映画の内容は、ライブエイドの出演依頼が来ていたのに、フレディには知らされていないという設定でした。
しかし実際には、一度ライブエイドの出演依頼を断っていたというのです。
この時のクイーンは各々が個人的な活動をしていました。
またこの時期は、クイーンとして活動をするための活力も低下ぎみ。
さらにライブエイドの味気ない感じの質素なステージで20分という点でも気持ちが乗らなかったそうです。
そんな中で、クイーンのネガティブな状態を打破すべく、当時クイーンのマネージャーだったジム・ビーチに直接交渉した男がいました。
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その男こそ、アイルランドのロック歌手である、ボブ・ゲルドフだったのです。
こうして、大阪公演が終わったクイーンは、ライブエイドに出演することを決めます。
もしあの時、ボブ・ゲルドフの行動がなければ・・・。
あの伝説のライブエイドのシーンは今の時代に継承されなかったのではないかと思っています。
色んな人達の想いがあってライブエイドという舞台が成り立っていたんですね。
フレディが病気を知ったのはライブエイドの後
ボヘミアンラプソディの内容では・・・。
ライブエイド出演のためのリハーサルで、フレディが3人に病気のことを初めて明かすことになります。
しかし現実では、ライブエイドの後のことだと恋人だったジムハットンは話していたそうです。
ジムの話によると、フレディが病気を発症していると医者から言い渡されたのが・・・。
1987年のイースター(4月19日)前後とのことです。
ライブエイド開催が1985年7月13日のことなので、実際は約2年後に病気が判明するという事ですね。
恐らくですが・・・。
最後のライブエイドで感動を最大限に持って行くためには、ライブ前の病気の告知は重要な場面だったのではないかと感じます。
この演出によって感動が何倍にもなっている気がしてます。
そして、フィクションも入りつつ最高の演出で、何回観てもいい映画なのは間違いないですね!
実際にクイーンのことば色々と知れて、更に好きになったばい。
もしボヘミアンラプソディで原作と違っている部分があるってことを知らんかったら、こんなに事実を知ろうとは思わんかったかもしれんもんね。
クイーンは有名だから知ってる人も多いかもしれないピー。
だけど何かしらのきっかけがないと、ここまで知りたいとはなかなか思わないピーね。
また違う視点から楽しめそうな気がするばい!
そして、1回目観たときよりも絶対に内容がスッと入ってくると思うんよね!
早速観てみっかな!
クイーンの原題と違う点についてみんなの声は?
クイーンの原題と違う点についての皆の意見をご紹介させていただきたいと思います。
ボヘミアンラプソディを実際に観ての正直な感想がたくさん投稿されておりました。
ほんの一部ですがピックアップさせていただきましたので是非ご覧ください。
ようやく見てきた #ボヘミアン・ラプソディ
名曲満載、テンポ感爽快、単純に楽しめる青春ムービー。
程よく似ているキャスト、適度にフィクション施した脚本…シリアスな話もウェットに描いていないのが良かった。— 案楽庵朔翁 (@ASx2t0ic8f0Oy18) 2019年2月17日
映画、ボヘミアン・ラプソディ、見てきました。やっぱり音楽とライブに感動ですね♪内容についても賛否ありそうな面もありますが、一応フィクションと謳っていることで納得。
#ボヘミアン・ラプソディ— 萩野谷 hagy na-ri (@hagynari) 2018年12月7日
映画 #ボヘミアン・ラプソディ を鑑賞
バンドの成功と影がドラマチックに描かれ、『ライヴエイド』を再現させたような幕引き、劇中でのフィクションも含むも、ロックバンドの王道ストーリー演出に意義があるのだろう
そこにドラマがあり、そして何よりクィーンの音楽がテーマなのであった。 pic.twitter.com/Lnyxl0s1ZG— ころけろろこ (@kerogenesis) 2018年11月26日
#ボヘミアン・ラプソディ 何がすごいって(フィクションが加えられていたとしても)映画を見て泣いて、終わった後に曲を聴いてもう一度泣けるんですよ。「聴いた人のものになる」って台詞がありますけど、会ったこともない彼のことを想いながら自分の一部分に重ねて泣けるんですよ。すごくないで文字数
— みたらし加奈 (@mitarashikana) 2018年11月14日
変態の天才オヤジの孤独。本当のフレディはもっとガタイが良くて可愛くなくて迫力があるけれども、映画的にフィクションも多いけれども、それでも号泣。
#ボヘミアン・ラプソディ #フレディ・マーキュリー #QUEEN #TOHOシネマズ新宿 #ドルビーアトモス #11月24日 pic.twitter.com/HIFNhZLtnY— HisyST📎📎 (@mocha_wed) 2018年11月17日
個人的には、完全ノンフィクションであればドキュメンタリー映画の方向で制作されると思います。
しかし、ボヘミアンラプソディは実話を元に制作された映画という事なので、素晴らしい映画だなと思いました。
勿論賛否両論あるとは思いますが、歴史に残る映画の一つになったのではないかと感じています。
また一つ歴史に残る映画作品が増えたピー!
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ボヘミアンラプソディのクイーンの実話との違いまとめ
ボヘミアンラプソディのクイーンの実話との違いについてご紹介させていただきました。
記事内容をまとめると以下のようになります。
- 演出をより感動的にするため、フィクションを取り入れている。
- 架空の人物の存在も。
- 大きな内容としては実話とズレていない。
- フィクションを入れつつもクイーンの想いはそのままに。
以上となります。
この違いを踏まえて是非もう一度観賞してみてはいかがでしょうか。
また違った見方で楽しめるはずですよ♪
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