2022年のドラマ放送以来、2シーズン・スペシャルドラマ・スピンオフと展開を続けてきた「正直不動産」シリーズがついに映画化。2026年5月15日(金)より全国公開の映画版では、山下智久・福原遥をはじめドラマから続投する豪華キャストに加え、新たな顔ぶれも集結し、スクリーンならではの壮大なスケールで「正直な不動産営業マン」の奮闘を描く。本記事では、主要キャスト全員の役どころ・プロフィール・見どころを完全解説する。
映画『正直不動産』の基本情報

作品概要
原作・原案・脚本情報(大谷アキラ、夏原武、水野光博)
本作は、累計発行部数400万部を突破した同名漫画(漫画:大谷アキラ/原案:夏原武/脚本:水野光博)を原作にした社会派コメディードラマの劇場版だ。小学館「ビッグコミック」で連載中の原作は不動産業界の闇と人情を軽妙に描いた作品として長年支持されており、ドラマ版が原作の世界観を見事に映像化したことで、シリーズとしての人気を確立した。ドラマ版に引き続き、NHK連続テレビ小説「おむすび」の根本ノンジが脚本、「のだめカンタービレ」シリーズの川村泰祐が監督を務めた。
公開日・配信情報(2026年5月15日公開)
2026年5月15日(金)全国公開。配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、制作プロダクションはNHKエンタープライズとテレパックが担当する。山下智久の芸能生活30周年という記念すべきタイミングで公開される本作。世界配信ドラマ「神の雫/Drops of God」で第52回国際エミー賞「連続ドラマ部門」を受賞するなど、今や世界で活躍する山下さんが日本映画でどんな新境地を見せてくれるのか期待が高まっている。シネマトゥデイのキャスト詳細ページでも全キャスト・役名・キャラクター情報が随時更新されている。
物語のテーマ
嘘がつけなくなった永瀬財地の正直営業
登坂不動産の営業マン・永瀬財地は、かつて地鎮祭の準備中にある祠を壊した祟りにより、嘘をつこうとすると強烈な風が吹き、本音しか言えなくなってしまった男だ。嘘がつけないせいで契約を破談しながらも、カスタマーファーストがモットーの後輩・月下咲良や仲間たちの助けを借りて、何かと正直な営業スタイルを模索し続けている。
登坂不動産とミネルヴァ不動産の対立
ドラマシリーズから続いている登坂不動産VSミネルヴァ不動産のライバル争い。劇場版でもその確執は埋まらず、ミネルヴァ不動産が仕掛ける悪質かつ巧妙な史上最悪の地上げ問題に、永瀬、そして永瀬の元同僚の不動産ブローカー・桐山貴久(市原隼人)も巻き込まれることになる。二社の全面対決が映画スケールで描かれる本作のクライマックスは、シリーズファン待望の展開だ。
登坂不動産のキャスト

永瀬財地(演:山下智久)
嘘がつけなくなる不動産営業マン
永瀬財地は登坂不動産のエース営業マン。かつて嘘もいとわず営業成績を上げていた永瀬だが、地鎮祭の準備中に祠を壊した祟りによって嘘がつけなくなってしまう。正直すぎるせいで数々のトラブルを巻き起こしながらも、昇進をかけて同僚たちと競争する奮闘の日々を過ごしている。
演じる山下智久は、国際エミー賞を受賞した「神の雫/Drops of God」での世界的な評価を経て、本作で8年ぶりの映画主演を果たした。アメリカロケでは砂漠での”正直営業”にも挑んでおり、スケールアップした劇場版ならではの新しい永瀬の姿が見られる。また本作では山下自身が作詞した劇中歌も話題を集めている。映画.comの作品詳細ページでは山下智久のコメントや予告映像も確認できる。
月下咲良(演:福原遥)
後輩社員、カスタマーファーストを信条
月下咲良は永瀬の後輩であり、カスタマーファーストがモットーで、永瀬と二人で海千山千の不動産業界で正直さと誠実さだけを武器に奮闘する相棒的存在だ。シリーズを通じて永瀬の「正直営業」の軸となってきた咲良は、映画版でもその誠実さで物語を支える重要な役割を担う。
福原遥はドラマ版シーズン1から咲良を演じ続けており、山下智久との息の合ったバディ感は映画版でもシリーズの大きな魅力として機能している。咲良の成長とともに変化する永瀬との関係性が、映画版の感情的な核のひとつだ。ORICONの特集ページでも、福原遥・山下智久のバディ演技の見どころが詳しく紹介されている。
大河真澄(演:長谷川忍)
大河真澄は登坂不動産の営業部長だ。その演技力でお笑い芸人の枠を超えて映画やドラマにも引っ張りだこなシソンヌ・長谷川忍が演じており、本作でも後輩の永瀬や月下に翻弄されながらも、売り上げノルマの発破をかけている。コメディとシリアスの橋渡し的な役どころとして、作品全体のテンポを支える存在だ。
登坂寿郎(演:草刈正雄)
登坂寿郎は登坂不動産の社長だ。永瀬が不動産業界に身を置くきっかけとなった人物で、映画でも永瀬の決断を大きな心で受け止める。かつてはミネルヴァ不動産社長・鵤と、「不動産界の女帝」とも称されるマダムから同時にプロポーズされた過去を持つ人物でもある。草刈正雄は重厚な存在感と穏やかな包容力で登坂寿郎という大黒柱を体現しており、シリーズ全体の精神的な支柱として機能している。
ミネルヴァ不動産のキャスト
神木涼真(演:ディーン・フジオカ)
ミネルヴァ不動産立川店の店長・神木涼真を演じるのは、俳優・シンガーソングライター・映画制作者として活躍するディーン・フジオカだ。元登坂不動産のカリスマ営業であり、永瀬の師匠でもある神木は、成績のためなら手段を選ばない最強の営業マン。
その神木が披露する”タップダンス”も本作の見どころの1つだ。ドラマを機に本格的にタップを習い始めたディーンのパフォーマンスは、劇場版でも冴えわたる。カリスマ性と身体表現力を兼ね備えたディーン・フジオカにしか体現できない神木像が、映画版でもさらに進化した形で披露される。
花澤涼子(演:倉科カナ)
花澤涼子はミネルヴァ不動産立川店の副店長だ。業界きっての情報通で、かつては永瀬とバチバチやり合ってきた。神木の営業スタイルに疑問を持ち、いつか神木を抜いて営業成績No.1を奪おうと考えている。一人息子を育てるシングルマザーでもある。劇場版では神木と花澤の間にただならぬ空気が漂っており、二人の関係の変化が中盤の見どころとなっている。倉科カナの持つ鋭さと柔らかさの両面が、花澤という複雑なキャラクターに深みを与えている。
雪野遥香(演:見上愛)
雪野遥香は誰にも壁を作らない正直すぎる新入社員で、同じく正直な営業スタイルの永瀬に興味を持つ。タメ口で話す営業スタイルで見かけによらず頭が切れ、売り上げを伸ばしている。鵤社長に引き抜かれたという経緯を持ち、自身と同じく”正直すぎる”永瀬に会いに行く雪野の行動が、永瀬と榎本美波(泉里香)の関係に影響を及ぼしていく。
現在放送中のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で主演をつとめるなど、話題作への出演が続く見上愛が、本作でも映画版の新鮮な風を吹き込む存在として注目を集めている。
鵤聖人(演:高橋克典)
鵤聖人はミネルヴァ不動産の社長で、目的のためなら違法すれすれのあくどい手段も辞さない人物だ。登坂がかつて勤務していた不動産会社に因縁があり、登坂不動産を潰そうと闘志を燃やしている。映画版の実質的なラスボスとして、永瀬と桐山の前に最大の障壁として立ちはだかる。高橋克典の持つ格のある威圧感が、鵤という人物の「恐ろしさ」を説得力をもって体現している。
永瀬を取り巻く人物
桐山貴久(演:市原隼人)
元ライバル、不動産ブローカーとして登場
桐山貴久は永瀬の元同僚であり、現在は不動産ブローカーとして活動する人物だ。永瀬と月下が直面する難題のひとつとして、元同僚の不動産ブローカー・桐山貴久が故郷であるけやきの市で東京ドーム4個分に相当する6万坪の土地を舞台に進める、謎の大規模開発計画がある。この計画がミネルヴァ不動産の地上げ問題と絡み合い、物語を大きく動かしていく。
市原隼人はドラマ版から桐山を演じ続けており、永瀬との複雑なライバル関係と人間的なつながりをリアルに体現してきた。映画版では桐山が引き起こす謎の大規模開発計画がより大きな役割を担い、永瀬との関係がついに決定的な局面を迎える。
そのほか、不動産界の女帝と称されるマダムを大地真央が演じ、年齢不詳の美魔女として登坂と鵤の両方からプロポーズされた過去を持つという色めきだった役どころが物語にスパイスを加えている。また、売れないミュージシャンで月下の幼なじみ・山口ヒロトを岩﨑大昇(KEY TO LIT)が演じており、永瀬との過去の契約がきっかけで賃貸トラブルに発展する展開が笑いと感情を呼ぶ重要なエピソードとして描かれる。さらにvideoweb.jpでは本作を含む話題の邦画・映像作品の最新情報を幅広くカバーしているのでぜひチェックしてほしい。
キャストの魅力と見どころ

主演:山下智久、福原遥の演技ポイント
山下智久が演じる永瀬の最大の演技的魅力は、「正直に言わざるを得ない瞬間」のリアクションだ。祟りによって本音が口から飛び出すコメディ的な場面と、その正直さが人々の心を動かすシリアスな場面の振れ幅を、山下智久は表情と間合いで見事に演じ分けてきた。福原遥演じる咲良との関係性は、シリーズを重ねるごとに信頼と温かみが増しており、映画版ではそのバディ感が最高潮に達する。ソニー・ピクチャーズの公式プレスリリースでも、主演二人のコメントと本作への思いが詳しく語られている。
正直営業を中心としたキャラクター間の対比
本作の人物構造の面白さは、「正直の種類」がキャラクターごとに異なる点にある。祟りで強制的に正直になった永瀬、自然体で正直な咲良、正直すぎるタメ口営業の雪野——三者の「正直さ」のスタイルが交差することで、それぞれの価値観が対話し合う。一方で神木・鵤・桐山という「結果のためなら手段を選ばない」側のキャラクターたちが対極に立つことで、コメディと社会派ドラマの両面が有機的に機能している。
映画ならではの新展開(海外投資詐欺や契約トラブル)
映画では高級車に乗りタワマンに住むという野望を抱く永瀬が、課長昇進をかけて同僚たちと競争する一方で、海外の不動産投資詐欺や過去の契約トラブル、元同僚である不動産ブローカーによる謎の大規模開発計画、ライバル会社・ミネルヴァ不動産による悪質で巧妙な地上げ戦略など、不動産業界に渦巻く難題に正直に立ち向かっていく。アメリカロケによる海外シーンも加わり、テレビドラマの枠を超えたスケール感が映画版最大の差別化ポイントとなっている。
まとめ

登場キャラクターと出演者の振り返り
映画『正直不動産』は、シリーズ全作品の積み重ねが結実した集大成だ。主演コンビの山下智久・福原遥を中心に、ディーン・フジオカ・倉科カナ・市原隼人・草刈正雄・高橋克典・見上愛という豪華な俳優陣がスクリーンに集結した。
| キャラクター名 | 演:俳優名 | 所属・役割 |
|---|---|---|
| 永瀬財地 | 山下智久 | 登坂不動産・主人公 |
| 月下咲良 | 福原遥 | 登坂不動産・後輩社員 |
| 大河真澄 | 長谷川忍(シソンヌ) | 登坂不動産・営業部長 |
| 登坂寿郎 | 草刈正雄 | 登坂不動産・社長 |
| 神木涼真 | ディーン・フジオカ | ミネルヴァ不動産・立川店店長 |
| 花澤涼子 | 倉科カナ | ミネルヴァ不動産・副店長 |
| 雪野遥香 | 見上愛 | ミネルヴァ不動産・新入社員 |
| 鵤聖人 | 高橋克典 | ミネルヴァ不動産・社長 |
| 桐山貴久 | 市原隼人 | 元同僚・不動産ブローカー |
| マダム | 大地真央 | 不動産界の女帝・登坂不動産の太客 |
映画公開前に押さえておきたいポイント
- ドラマ版を予習する:映画版はシリーズの文脈を引き継いでいるため、特に登坂不動産VSミネルヴァ不動産の関係性、桐山との過去、神木の「タップダンス」の背景を把握しておくと映画の楽しさが倍増する
- 新キャスト・見上愛の役割に注目する:雪野遥香という新キャラクターが、永瀬と咲良のバディ関係にどんな化学変化をもたらすかが映画版の重要なサプライズのひとつだ
- アメリカロケシーンの迫力を映画館で体感する:砂漠・竜巻といったスケール感は、テレビドラマでは体感できない劇場ならではの映像体験となっている
- 山下智久の芸能生活30周年作品として観る:長いキャリアの節目に放つ本作には、山下智久自身のキャリアへの思いも込められているはずだ
本記事の情報は2026年5月時点での公式発表および報道をもとにしています。最新の上映情報・詳細については各劇場公式サイトおよびソニー・ピクチャーズ公式サイトでご確認ください。

